大分県在住の不動産鑑定士・中小企業診断士である長野研一が、考えたこと、気付いたこと、調べたこと、疑問に思ったこと等を集めた雑記帳です。 不動産鑑定士の隣接周辺業務開発および中小企業支援を主要なテーマとしています。
2013年2月3日日曜日
Facebookページの「いいね!」の意味
冒頭からいきなり恐縮ですが、Facebookページに関する質問をさせてください。
【質問】
Facebookページには「友達を招待」する機能がありますが、友達を招待するのは何のためでしょうか。
正解は私にもわかりません。正解・不正解を判定する立場にもありません。ただ、自分なりに考えてみるに、少なくとも、「ファンを増やすため」「効果的に情報発信を行うため」という答えには及第点をあげられない気がします。
「そのお友達に見てもらいたい投稿があるから」という答えなら腑に落ちます。Facebookページへの招待にうんざりしている人が多い(私も例外ではありません)理由は、それぞれ異なる関心を持った友達を、「ファンを増やすため」という(相手に関係のない)勝手な理由で、十把一絡げに扱われていることが不本意だからです。
「きみはこういうの好きだと思うから」というメッセージつきの招待だったら(あまり的外れでなければですが)、私は喜んでFacebookページを見せてもらうし、その結果ファンになるかもしれません。
学校教育において、テストの点数が重要業績評価指標(KPI)にされるのは、点数が科目理解度(目標)を測るものさしとして意味があると考えられているからです。カンニングで押し上げられた点数は、もはや科目理解度の指標たりえないことは当然です。
Facebookページでは、ページや投稿に対する「いいね!」の数がしばしば重要業績評価指標とされます。もちろん、「いいね!」の数そのものに意味があるわけではなく、それが「ファンの数やその支持の強さ、相互交流の深さ」を測るものさしとして意味があると考えられているからにほかなりません。
さて、あなたのFacebookページの「いいね!」の数は、ファンの数やその支持の強さ、相互交流の深さを反映したものでしょうか。
そして、あなたにFacebookページの運用についてのアドバイスをくれる人は、上手いカンニングの仕方ではなく、科目理解度を着実に上げていく方法(目標達成手段)を指南してくれているでしょうか。
(追記)
じつは、Facebookページには、「いいね!」の数と同じくらい、否、それ以上に重要な業績評価指標があると感じています。それは、『「いいね!」を押した人たちの中にインフルエンサー(ここでは広く友達に影響を及ぼしうる人、といったほどの意味で使っています)が何人いるか』です。そして、この人たちとの緊密な信頼関係を築くことが、Facebookページの成功要因だとも思っています。
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