2013年2月12日火曜日

なぜ人はFacebook友達を切るのか


 先日、コロラド大学デンバー校が行ったFacebookに関する研究結果を取り上げたニュースを目にしました(下記リンク参照)。

 これによれば、Facebookで友達から削除(アンフレンド)されると、削除された側の4割の人が相手との交流を全力で回避するようになるとのことです。

 たいへん興味深い話ではありますが、この研究の最も重要なインプリケーションは、そこにはないと思います。注目すべきは「そもそもなぜ人は友達を切るのか」、その理由についての調査結果のほうでしょう。

 この点、同研究は「つまらないと感じさせる投稿が延々と続くこと」が最大の理由であり、他には「政治色、宗教色が強過ぎる投稿」も原因となると指摘しています。

 思い当たるところがないでしょうか。私はあります。たくさんあります。

 わが身を振り返っての第一の懸念は、「とかく他人に対して批判的な投稿が多いことが見る人を不快にさせていないか」という点。第二の懸念は、「投稿が頻繁すぎないか」という点でした。

 その反省の表れとして、実にささやかなことですが、二つの対策を講じました。

 ひとつは、厳しい内容を含む投稿は、直接Facebookに投稿することを避け、ブログにまとめることにしたことです。Facebookには、ブログを更新した旨だけアップするよう改めました。

 ふたつ目は、TumblrからFacebookへの自動投稿を中止したことです。私は、以前から気に入った記事をTumblrに収集しており、リブログ(Twitterでいうリツイートのようなものです)の都度Facebookに自動的に流し込んでいましたが、ときに自動投稿が集中することもあるので、とりやめにしました【よかったらTumblrのほうもご覧ください…http://kencrips.tumblr.com/】。

 なお、これらの対策を講じたのは、くだんの研究結果を見るより前のことでした。対策の必要に気づかせてくれたのは、Facebookのウォールです。Facebookは、ほんとうにいろいろなことを教えてくれます。

 今後も、お気づきの点があれば、ご教示くださいますようお願いいたします。


Facebookで友達削除されたら「もう会いたくない」4割---米大学の調査

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130205/454261/?ST=network






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