2012年3月30日金曜日

不動産鑑定士ブログの第一人者といえば

 不動産鑑定士ブログといえば、田原都市鑑定株式会社の田原拓治先生が当代の第一人者であることに異論はないでしょう。
 私も以前から、アカデミックかつ実務の薫り高い先生の「鑑定コラム」の愛読者です。


 私が最も好きなのは、新聞記事などを基に先生がフェルミ推定を駆使されるコラム。一例を挙げれば、工場の売買価格と売上高との関数関係を捉えようとされたものがありました。このような発想は、中小企業診断士が新製品の需要を予測したり、ある産業セグメントの市場規模を推定したりするときのアプローチに通じるものがあります。

 もし万一、「不動産鑑定というものは、誰か(たとえば鑑定協会)が作った評価パターンをなぞって行うものだ」と思っている不動産鑑定士がおられるならば、ぜひ一度田原先生のコラムをじっくりご覧になることをお勧めします。
 鑑定評価がイマジネーションの産物であることや、特殊案件へのアプローチは舌なめずりしながら考えるべきものだということが感じ取れるものと確信します。

 隣接周辺業務も、われわれの知見を駆使し、舌なめずりしながら育てていきたいものです。
 なお、田原拓治先生のご快諾を賜り、以下に「鑑定コラム」へのリンクを設定しました。
(2011.5.23)
田原拓治先生の鑑定コラムへ

0 件のコメント:

コメントを投稿